人工授精は行わず、体外受精へ
前の記事にあるように、自分なりに生活習慣を見直し、自分の心と体をまず健康にしてから、不妊治療にチャレンジすることにしました。夫も私も自分達で自然にタイミングをとることに疲弊しており、ストレスなく妊娠するには、どうしたらいいか考え、ステップアップすることを選びました。
そこで、不妊治療専門のクリニックを受診し、一度だけ、転院しました。
女性が体に侵襲的な治療をする上で、ドクターとの相性は大事に思いました。
1つ目のクリニックのドクターから「もう35歳でしょ、もたもたしてる猶予ないよ、何してるの」と言われたことや、自分の気持ちが追い付いていない中で、充分な説明がないまま治療を開始されそうになり、転院することにしました。
2つ目のクリニックに初めて受診したときには、ドクターから「一緒に頑張りましょうね」と開口一番に言われたことが、本当に嬉しかったです。そんな言葉言われたことなったな、、、と思い、涙が出そうになりました。
私自身も看護師という立場から、患者さんに寄り添い、救われるような言葉を掛けていきたいと改めて思いました。
治療をする上での職場の理解
体外受精を開始すると、頻回な受診があり、「次は、〇日に来てください。」と突然言われます。
看護師という職業上、変則勤務でもあり、職場の上司の理解がないと受診は難しいのだなと感じました。私の場合、幸いにも、治療に理解のある師長・主任さんであり、予定通りに受診ができました。
しかし、自分が突然休むことで、その分、同僚に負担もあるため、なるべく迷惑にならないよう段取りを毎日考えていました。
採卵
採卵日が決まり、その日は丸々1日、仕事を休むことになりました。
私は、鎮静を掛けて採卵することを選びました。（看護師でありながら、痛みに弱く、トラウマになりたくなかったので）
その為、運転はその日できなくなるため、夫に休みを取ってもらたいとお願いしましたが、いきなりは難しいという反応、、、
私は年休を使って、痛い注射を受けたり、何度も治療に通っているのに、たった1日の休みも取ってもらえないのかと思うと悲しい気持ちになりました。よく不妊治療をしていると「女性ばっかり」という意見を聞きますが、まさに「これだ」と思い、落胆しました。
夫に期待しても難しいと思い、義母に送り迎えをお願いしました。
採卵当日、私は卵巣に対して低刺激で行われる治療を選び、7個の卵子が取れました。
採卵後2日後に初期胚の移植
採卵後、また2日後に移植のための受診があり、半日休みをもらい移植を行いました。移植後はしばらくベッドで休めば自由に生活してよいとドクターからは言われ、午後から仕事をしました。
今、思えば無理せず休んでも良かったなと思います。
やはり日本人は頑張り過ぎですね、、、
移植後の判定
移植後、早期妊娠判定キッドを渡され、12日経ってから、自分で採尿を行い検査をしました。
検査当日9時に検査してもらいたいと言われており、夜勤明けで職場のトイレで検査しました。
検査キッドを尿に浸けて、判定が出るまでのドキドキが止まりませんでした。
結果は、、、陽性、、、涙が出ました。職場のトイレで1人で歓喜し、夜勤明けのよくわからないテンションで、嬉しすぎて写真も撮りました。検査キッドで今まで見ることができなかった「そうこの2本線が見たかった」って心から思いました。そして、ありがとうありがとうって何度も手を合わせました。
今でもその時の写真を見ると、なんとも言えない感情が蘇ります。
尿検査陽性後の初めてのエコー検査
その後の尿検査を2回行い、3回とも陽性が出たら、電話で次回の受診日の予約を取ります。3回とも陰性だった場合、電話もしなくていいとのことでした。
クリニックに判定が陽性だったことの報告・次回の予約を取り、その後受診し、採血・エコー検査を行いました。
エコー検査では、胎嚢が見えたエコー写真を貰い、嬉しくて、すぐに夫ラインしました。
そして、そのエコー写真は何度も見返しました。仕事中もずっと傍らに持ちながら仕事して、エコー写真にもありがとうって何度も手を合わせました。
自分の体質改善とともに、今回の治療前から飲んでいた葉酸です。添加物などにも気を付けたいと思っていたのでこちらを選びました。
 | 価格:4660円 |
